妹と私[カップの6]

それは、妹の8歳か9歳の誕生日でした。

私は、ファンシーショップに並ぶ数々の商品の中から(自分のお小遣いに見合った)ビニール製のBOX型の小物入れを選び、妹にプレゼントしました。
当時、シール集めやビーズ細工などが流行っており、それらを入れておくのにちょうどよいと考えたからです。

▼カップの6。
主に思い出や郷愁を意味するカードです

ところが、プレゼントの包みを開いた妹が、何と言ったかというと…

『こんなものもらうくらいなら、現金がよかった』…ですと。

な、なんと失礼な…!! 一生懸命選んだのに…。
(切れ者の妹と違って、私は少しトロいので)そう言われてショックで、二の句が継げませんでした(^^;)…

プレゼントって、相手のことを思って選ぶ過程も含めて、贈る方ももらう方も楽しいイベントだと思うのですが、妹にとっては、そうではなかったようです。
私なら、たとえその品物自体が好みでなかったとしても、選ぶ手間や買ってくれたことに対して感謝し、プレゼントしてくれたという行為をうれしく思うのですが、妹は一切、贈る側の気持ちを慮らない。
これが長女と次女の差でしょうか。

それ以後、私は、妹には絶っっっっ対に誕生日プレゼントなどやるものか!と心に決め、何十年も、それを実行しました。(私があげないので、妹からも来ませんでした)

お互い、いい年になり、近所に住むようになってから、花ぐらいは贈るようになりましたが…

カップの6、カードの絵柄を見るたびにその思い出がよみがえり、ついクスっと思い出し笑いしてしまう私です。